港区六本木の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科

やとみクリニック

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みみ

耳は音を聞くという機能や体の平衡感覚を司る半規管と連結している大切な感覚器官です。
お子様は風邪を引いた後に中耳炎を起こすことが高頻度にありますし、特に病気がなくても高齢の方の場合は加齢性の難聴が生じます。耳に痛み・耳だれがある場合や、耳のつまった感じや耳鳴り、難聴がある場合は注意が必要です。
耳には平衡感覚を司っている三半規管が含まれるため、耳の病気でめまいを生じることもあります。また耳の奥には顔を動かす神経や味覚の神経も走行してします。そのため以下のような症状がある場合は耳の診察をおすすめします。

みみの病気の症状

  • 耳が痛い・かゆい
  • 耳だれ
  • 耳のつまった感じ
  • 耳垢
  • 聞こえが悪い
  • 耳鳴り
  • めまい
  • 顔面の麻痺、味覚の障害 など

みみで考えられる病気

  • 急性・慢性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 真珠腫性中耳炎
  • 突発性難聴
  • 低音障害型難聴
  • 耳垢栓塞
  • 耳管狭窄症
  • 耳管開放症
  • 外耳道炎
  • 外耳道湿疹
  • 顔面神経麻痺 など

はな

鼻は、のどや気管、肺を守るために、吸った空気を温め加湿したり、細菌・ほこりなどが体内に侵入するのを防いだりするフィルターのような役割がありますし、嗅覚も鼻の大事な機能です。有名なアレルギー性鼻炎、花粉症は今や国民病ともいえる病気であり、約50%の方が何らかのアレルギーがあります。くしゃみ、鼻みず、鼻づまりが主な症状で、いくつか市販薬も販売されておりますが、鼻の状態や症状を把握した上で一人一人の患者様にあう適切なお薬の選択が大事です。近年ではアレルギー体質を根本的に改善する舌下免疫療法もあります。鼻の症状がずっと続く方のなかには副鼻腔炎や鼻中隔の弯曲症といった別の病気が隠れている場合もあり注意が必要です。当院では鼻の各種日帰り手術に対応しており、適切な治療を提案いたします。以下のような症状がある場合は鼻の診察をおすすめします。

はなの病気の症状

  • くしゃみ
  • 鼻みず
  • 鼻づまり
  • 鼻がのどに垂れる
  • かゆみ
  • においがわからない
  • 鼻やほおの痛み
  • 鼻血
  • いびき など

はなで考えられる病気

  • アレルギー性鼻炎
  • 肥厚性鼻炎
  • 血管運動性鼻炎
  • 鼻せつ
  • 鼻中隔弯曲症
  • 鼻ポリープ
  • 急性・慢性副鼻腔炎
  • 好酸球性副鼻腔炎
  • 嗅覚障害
  • 鼻副鼻腔腫瘍 など

のど

のどは食道と気管が分かれる器官で、「食べ物を食道や胃に送り込む咽頭」と、「肺に空気を届け、また言葉を発する喉頭」に分かれます。このため呼吸に関する症状と飲食に関する症状の2つをみることになります。いわゆる風邪でのどに炎症が起きている場合は咽頭炎や扁桃炎を生じている可能性があります。中には扁桃炎を繰り返す習慣性扁桃炎をおこす場合もあります。声のかすれがあるときは喉頭のうち声帯に病気がある可能性があります。特に咽頭でも、のどの下に位置する下咽頭や声帯、また鼻の奥に存在する上咽頭は耳鼻いんこう科のファイバー検査でなければ病気がわからない部位です。血痰が続く場合はのどに悪性の腫瘍ができていることもあり注意が必要です。耳鼻いんこう科のファイバー検査は内科の胃カメラと違い予約なく外来ですぐに行えます。以下のような症状がある場合はファイバー検査も含めたのどの診察をおすすめします。

のどの病気の症状

  • のどが痛む
  • 咳や痰がでる
  • のどの異物感
  • のどのつまり感や違和感
  • 飲み込みが悪い
  • 声がかすれる
  • 血痰がでる
  • 呼吸がぜいぜいする
  • 口が乾く
  • 口臭がある など

のどで考えられる病気

  • 急性咽頭喉頭炎
  • 急性扁桃炎
  • 習慣性扁桃炎
  • 慢性上咽頭炎
  • 難治性口内炎
  • 唾石症
  • 逆流性食道炎
  • 口腔内乾燥症・シェーグレン症候群
  • 急性声帯炎
  • 声帯ポリープ・結節
  • 咽喉頭異常感症
  • 味覚障害
  • 舌がん、咽喉頭がん など

小児耳鼻咽喉科

こどもは、単に大人を小さくした存在ではなく、こどもの成長を考慮した診療、またこどもに特有の疾患の診療が必要です。溶連菌感染症やヘルパンギーナ、手足口病など子供に多く生じる感染症もあります。構造的にこどもの耳・鼻・のどの管は短く、また耳管(鼻と耳をつなぐ管)も短い上に傾斜がほぼ水平に近いため、風邪を引いた後などは副鼻腔炎や中耳炎になりやすいことに注意が必要です。小児のアデノイドや扁桃の肥大によるいびき・無呼吸もやはり中耳炎、副鼻腔炎を生じやすいばかりではなく、いびき・無呼吸を放置すると顎や鼻の発育が悪くなることもあり手術による摘出を検討が必要な時もあります。当クリニックではお子様の症状にあわせた治療を提案いたします。

お子様にこのような症状がございましたら、ご相談ください

  • 音量を大きくしてテレビを観る
  • 聞き返しが多かったり、返事をしない
  • 耳だれがでる
  • 耳をよく気にして触っている
  • 鼻が詰まっていることが多い
  • 鼻水が出ていることが多い
  • 口をポカンと開けていることがよくある
  • 寝ているときいびきや無呼吸がある
  • よくのどの痛みや発熱がある
  • 鼻や耳に異物をいれてしまった など

こどもに多い病気

  • 溶連菌感染症
  • ヘルパンギーナ
  • 手足口病
  • 咽頭結膜熱(プール熱)
  • アレルギー性鼻炎
  • 急性副鼻腔炎
  • 急性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • アデノイド増殖症・口蓋扁桃肥大
  • 小児睡眠時無呼吸症候群 など

いびき・睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に呼吸が停止をしたり、低呼吸状態になる病気です。肥満の方がなりやすい病気ですが、日本人では顎の骨が小さいために肥満がなくてもいびき・無呼吸が生じることがあります。まれに脳や心臓の病気で無呼吸が起こる場合もあります。睡眠時無呼吸症候群の問題には社会的問題と医学的問題があります。社会的問題とは日中の眠気や居眠り運転などがあり、医学的問題として高血圧や糖尿病、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血のリスクが上がることが知られています。中等症以上では死亡リスクが高まり、疫学的に寿命が短くなる可能性があるので軽視してはいけません。検査をしてCPAP などで治療を行うことで健康状態、リスクを改善できることがわかっています。また小児のいびき・無呼吸はアデノイド・口蓋扁桃の肥大で生じることが多く、放置した場合、顎や身体の成長の低下を生じることや学業成績の低下をおこすこともあります。当クリニックでは検査を行い、それぞれの患者様にあった治療を提案いたします。以下の症状がある方は一度検査をおすすめします。

いびき・睡眠時無呼吸症候群の症状

  • 家族から「いびきが大きい」と言われた
  • 「寝ているときに呼吸が止まっている」と言われた
  • 突然息が苦しくなり、夜中に目が覚めてしまうことがある
  • 夜間にトイレに行くことが多い
  • 目覚めが悪い、起きたときに疲労感、頭痛がある
  • 起きたとき、口が乾燥してカラカラ
  • 日中に強い眠気を感じる、倦怠感がある
  • 居眠り運転をしたことがある
  • 血圧が高い、糖尿病がある、心臓の病気がある
  • 集中力や記憶力が低下した など

いびき・睡眠時無呼吸症候群の治療

  • 睡眠時間、起床・就寝時間といった睡眠リズムの調節
  • 睡眠中の側臥位寝
  • 減量治療
  • 鼻つまりの治療
  • マウスピース治療
  • 経鼻持続陽圧呼吸療法(CPAP)
  • 手術治療(口蓋扁桃摘出、アデノイド切除、軟口蓋形成術 など)

めまい

めまいが起こる仕組みは、自分の周囲の空間や位置を目(視覚)、内耳(三半規管・前庭)、手足の皮膚や筋肉(深部知覚)で感知し、その情報を脳に伝達・統合し、微妙な体のバランスをコントロールしていますが、仕組みのどこかに不具合があると、平衡バランスが崩れてめまいとして感じられます。耳の奥には内耳があるため耳の病気により、めまいをおこすものが多くあります。特に難聴や耳のつまった感じといったような聞こえの症状とともにめまいがおきる場合は耳の病気であることが疑われます。また耳に関するめまい以外にも貧血や甲状腺ホルモンの異常、自律神経の異常、脳の病気など原因が様々です。そのため耳鼻いんこう科によるめまいの診察では何がめまいの原因なのかを考える上で非常に重要となります。以下の症状がある場合はめまいの診察をおすすめします。

めまいの症状

  • ぐるぐる回転するめまい
  • ふわふわするめまい
  • 寝返りや起き上がる動きでめまいがする
  • めまい続いている
  • 耳はつまった感じがしてめまいがする
  • 耳鳴りがしていてめまいがする
  • 聞こえが悪くなってめまいもする
  • 歩くとどちらかに傾く

予防接種・各種診断書

当院では各種ワクチンの接種に対応いたします。事前予約が必要となり、予約の「ワクチン予約」から予約をおとりください。薬品に限りがありますので詳細は「お知らせ」にて記載をさせて頂きます。薬品準備によっては対応が難しい場合もありえますので大変申し訳ありませんがご承知いただきたく存じます。

インフルエンザ予防接種

薬品準備が必要であり事前予約が必ず必要です。

小児の予防接種

  • ヒブ
  • 小児用肺炎球菌
  • 四種混合、三種混合、ポリオ
  • MR(麻しん、風しん)
  • 水痘(みずぼうそう)
  • おたふくかぜ
  • 日本脳炎
  • HPV
  • 髄膜炎菌 など
薬品準備が必要であり事前予約が必ず必要です。

成人の予防接種

  • 肺炎球菌
  • 帯状疱疹
  • MR、風疹 など
助成の対象となる場合があります。薬品準備が必要であり事前予約が必ず必要です。

各種診断書

入園入学のための健康診断のご案内
健診は、全て予約制です。事前にご予約をお願い致します。
料金
健康診断料 7,700円(税込)
診断書料
(1通につき)
5,500円(税込)
  • 医師の診察
  • 身体計測
  • 視力検査
  • 聴力検査
その他検査が必要な場合は、別途検査料がかかります。
受験用健康診断を希望される方は、以下のことにご注意ください。
  • お子様の氏名、生年月日等、保護者記入欄は、あらかじめ全てご記入ください。
    (鉛筆、シャープペンシルは不可)
    記入のない場合は、お受けできません。
  • 診断書等所定の様式があればお持ちください。
  • 母子健康手帳をご持参ください。
  • 歯科健診、胸部レントゲン撮影は行っておりません。
  • 内容によっては、当日作成できないこともありますので、日程に余裕をもって受診してください。
留学等のための、英文でのワクチン証明書、健康診断書の記入
料金
健康診断料 7,700円(税込)
英文診断書料 5,500円(税込)
  • 接種記録がわかる母子手帳などをお持ちください。
  • 内容によってはお受けできない場合もありますのでお問合せください。
  • 学校提出用の用紙がある場合はそちらをお持ちください。
  • 作成には1週間ほどお時間をいただいておりますが、お急ぎの場合はご相談ください。
六本木の耳鼻いんこう科・小児耳鼻いんこう科
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診療時間
対面診療
受付は各診察終了時間の30分前まで
第1・3・5週の日曜
休診日:木曜・祝日
鼻の日帰り手術
木曜・土曜午後・日曜午後の時間帯を予定
オンライン診療
月曜・火曜・水曜・金曜:19時~20時、
第2・4週日曜:9時~13時を予定
お問い合わせ
03-6721-1724